さてさて久しぶりのブログ一発目にneRoのこだわりをつらつらと書こうと思います。

美容院でみなさんがする事はやはり一番に思い浮かぶのはカットではないかと思います。

カットと一口に言ってもそれぞれ美容師様々な切り方があると思いますが、一番大事になってくるのが、「骨格」そしてそれを基にした「カタチをカットラインでつくる」neRoでは一番そこにこだわっています。そこに尽きるかなと。

カットで上手く収める。カットでカタチをつくる。どのようにカットしてどこに毛が落ちるか、どう切るとどうなるか、しっかり説明できる事。これが大切になってきます。

なんとなく切ったら割とよくなった、ちょっと短かったなど切られている側としてはイヤですよね？？

プロとしてそこにこだわらないと髪をただ切れる素人となんら変わりはありません。

例えばお店にご飯を食べにいくのと、家庭で作るもので間違いなくちがいますよね？？一緒だったら外食なんてしないはずです。お店に行ってプロがつくるから美味しい、いつ行っても同じ味のものが提供される。理論的かつどのように食材を扱ったら美味しくなるかわかっているからいいものが作れる。そういう事だと思います。

こういう事ができるからプロなんだと思います。

話は変わりますが、ロンドンに4年間住んでいました。

渡英した当時2002年頃日本ではカリスマブームでスキバサミやソギを多用したカタチのないカットが主流でした。その当時アシスタントだった僕はそこにいつも違和感を感じていて、これなら誰でも梳いたり、削いだりすれば、誰でもきれるんじゃね？？そんな思いでいっぱいでした。

そんな時にたまたま先輩からロンドンの話を聞く機会があり、海外だとベーシックをしっかり学んで、カタチでカットしていくのが主流だと聞き、そこからロンドンに行くことを決意しました。

そして、ロンドンで学べたものはもう目から鱗で、欧米人の髪質もありますが、基本的には削がない。カットラインでカタチを作るその物でした。

これをしっかり勉強し、ベースカットの大切さを学びました。

そしてここから無駄な量や、質感をつければすごく持ちのいい、そしてしっかりとした理論的なスタイルが出来上がりました。

そして今のneRoでのスタイルが出来上がっています。

カットでカタチが出来る。カットで上手く収まる。

是非一度今までのカットで満足いかなかった方はご来店下さい。

必ず満足させます。

次回はもう少しカットについて掘り下げて書こうと思います。

それではまた。

neRo　ネロ 吉祥寺 　　津田 宗弥

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